歯科トピックス

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2023.09.04 歯科トピックス

口臭予防タブレット

口臭には 三種類あります。

①生理的口臭

起きたばかりのとき、おなかが空いているとき、緊張しているときなど、唾液の分泌量が減っているときに生理的口臭は強くなります。

この生理的口臭は、主に舌の上で生じています。

舌の表面で細菌が繁殖し、白いコケのようなかたまりになったもの”舌苔(ぜったい)”が匂いのもとです。舌苔は健康な人にも見られますが、体調が悪化したときや口の中が乾燥しているときに厚くなってしまうことがあります。

また舌苔と同じ成分のものは口腔内の粘膜にも付着しています。

歯・舌・口腔内すべてを万遍なく清掃することである臭いはある程度は治ります。

②飲食物や嗜好品による口臭

食べたもの・飲んだものが原因となって発生する一時的なもので時間の経過とともにこれらの臭いは消えていきます。

③病的な原因によっての口臭

多くは口内の病気によるものですが、まれに口・喉以外の部位の病気や全身疾患が原因となって口臭が発生する場合もあります。

病的口臭の代表的なものが、歯周病による口臭です。歯周病を引き起こすのは「プラーク」や「歯垢」と呼ばれるという細菌のかたまりです。

歯周病が進行すると「歯周ポケット」と呼ばれる歯と歯茎の隙間が広がり、そこから出る膿がいやな臭いの元になってしまいます。

またプラークに含まれる細菌が臭いの強いガスを作ることで口臭の原因となる場合もあります。

歯周病は国民の80%が罹患していると言われています。定期的に歯科医院にいって検診とメンテナンスを行ってもらいましょう。

口内の潰瘍やむし歯が原因の場合もキツイ臭いがします。その場合は早めに治療をしましょう。

また糖尿病などの病気が原因となって場合は口臭が病気のサインかもしれません。体調が悪いと感じたら対象医療機関を早めに受診しましょう。

当医院では 口臭予防に効果があるロイテリ菌含有のBioGaiatoを取り扱っております。
ロイテリ菌は口腔内・消化器官内において、善玉菌と悪玉菌のバランスに大きく影響を与えることが研究により確認されおり口臭予防に効果があります。

スメルハラスメントのひとつ「口臭」を改善 | ロイテリ菌研究所 (ohayo-bio-reuteri.com)