一般・予防・歯周

periodontology

2026.03.15 一般・予防・歯周

摂食症とお口の健康についてのお話

摂食障害は、食事や体重のことで心がとても疲れてしまったときに起こる病気です。実は、その影響はお口の中にもあらわれることがあります。最近しみるようになったり、口の中が荒れやすくなったりするなど、ちょっとした変化がサインになっていることもあります。

🍀 お口の中で起こりやすい変化
過食と嘔吐を繰り返してしまう場合、胃酸が歯に触れることで歯の表面が弱くなりやすくなります。特に上の前歯の裏側は影響が出やすい場所です。
そのほかにも、冷たいものがしみる、口が乾きやすい、口内炎や口角炎ができやすい、歯が欠けやすい、すり減りやすい、耳の下あたりがふくらむことがあるなど、さまざまな変化が見られることがあります。これらは食事のリズムの乱れや栄養バランスの崩れ、嘔吐による負担など、いくつかの理由が重なって起こります。

🪥歯科医院でできること
摂食障害そのものの治療は専門の医療機関が中心になりますが、歯科医院でもお口のつらさを軽くするお手伝いができます。弱くなった歯を守る処置、しみる症状へのケア、乾燥しやすいお口への対策などがその一例です。
また、嘔吐後のやさしいケア方法についてもお伝えしています。嘔吐のあとすぐに歯を磨くと歯が傷つきやすいため、まずは水やお茶でうがいをして、歯を守ることが大切です。
お口の状態が少しでも楽になると、毎日の生活が過ごしやすくなり、気持ちも軽くなることがあります。歯科でのケアは、心と体の回復を支える小さな力にもなります。

🌷 歯科は“気づきの場所”にも
摂食障害は、まわりの人に気づかれにくい病気です。しかし、お口の中には早い段階から変化が出ることがあり、歯科での診察が気づきのきっかけになることもあります。
もし気になることがあれば、どうかひとりで抱え込まず、いつでもご相談ください。お口の健康を守りながら、必要に応じてほかの医療機関とも連携してサポートしていきます。
お口の健康相談は、高岡市の歯医者 立浪歯科医院へお気軽にご来院ください。