2025.08.01
歯科トピックス
アイスを食べたときの痛みの正体は?🍦
こんにちは!毎日暑い日が続いていますね。こんな時期、かき氷やアイス、冷たい飲み物が恋しくなります。でも、**「冷たいものが歯にしみて痛い」**というお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?
歯がしみる原因のひとつに”知覚過敏症”があります。これは、歯の内側の「象牙質(ぞうげしつ)」が露出し、冷たい刺激が神経に伝わることで痛みを感じる状態です。
さらに最近では”動水力学説(どうすいりきがくせつ)”が注目されています。
冷たいものそのものよりも、歯の中の液体が動くことによって神経が刺激され、あの「キーン」とした痛みが起こると考えられています。🦷
「動水力学説」による知覚過敏の痛みを防ぐには、象牙細管の中の液体の動きを抑えることがポイントです。以下のような対策が有効とされています:
- 🪥 知覚過敏用歯磨き粉(硝酸カリウム・フッ化物配合)で神経の過敏反応を抑える
- 🦷 歯科医院でのコーティング処置で象牙細管を封鎖
- 🥤 ストローを使って冷たい飲み物が歯に触れにくくする
- 🍧 かき氷は小さくして、ゆっくり口に含むようにする
夏は美味しい冷たいものがたくさんある季節です。知覚過敏とうまく付き合いながら、快適で楽しい夏を過ごしましょう!
気になる症状があれば、ぜひお気軽にご相談くださいね